五本の指

自分にとって、料理することが、どれだけ生きる支えであり、楽しみであり、生き甲斐であるのか。
しみじみ感じる一週間でした。
五本の指が自由に動くこと。
味を感じられること。
自由に歩き回れること。
目が見え、色を感じられること。
耳で音を受け止められること。
匂いを感じられること。
健康であることに、改めて感謝。
そして自分が作ったご飯を食べてくれる人がいること。



傷を負って初めてワカルコトがあり、意味のないことはないと感じられた。


どんな仕事も命がけだ。


火がつかえて水がつかえて刃物がつかえて野菜があり器や箸がつかえる。


人間であること。とか、仕事があること。とか。


今こうして、毎日を忙しく一生懸命生きられる事が、ちゃんと感じることが出来たから。
この年末、しっかり身仕度整えて行こうって。


新年、パワーアップしてもっとちゃんと美味しい物を作れるように。



五本の指に、いつもありがとうって。

心をこめて。


今年一年、大変お世話になりました。